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『笑いこそ世界を開く』

7巻 

『笑いこそ世界を開く』

 

私は世間を見て笑う。

 

あらゆる生物笑うことができるのは人間だけである。

 

木は傷つけられれば血を流すし 野獣は痛みや飢えに吠える。

 

だが笑うことができない。

 

しかし私には笑と言う贈り物が与えられている。

 

そして私はいつでも好きなときに笑うことができるのである。

 

これより私はよく笑うと言う習慣を持つようにしよう。

 

微笑めば消化が良くなる。

 

クスクス笑えば心の重荷が軽くなる。

 

声を立ててもらえば寿命が伸びる。

 

これこそ最も効き目のある長寿の秘訣である。

 

そしてこの秘訣は今や私のものである。

 

私は何にも増して自分を見てもらう。

 

なぜなら、自分自身を深刻に考えている時の人間ほど滑稽なものはないからだ。

 

では、私に出会った人物が私を傷つけ、私に涙を流させ、私に思わず、呪いの声を上げさせるような場面だったとき、私はどうすれば笑うことができるのか?

 

こんな場合、私を救ってくれる強力な呪文がある。

 

私は常日頃からこの呪文を唱え訓練しておく。

 

その呪文とは

『これもいずれは過ぎゆくものだ」

と言う言葉である。

 

この古代より伝えられた呪文をゆっくりと心を込めて繰り返し唱えよ。

 

これは、私を災難から救出し無事の境地に導いてくれる呪文である。

 

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私達は何かことが起きるとその時のそれを考えてしまいます。

 

それから後を引かなければ良いのですが 長く続く場合もあると思います。

 

しかしこの物質次元は

形なきものから形あるものが生まれ、形あるものは形なきものに帰る。

 

というふうに形あるものはいずれは消えゆくという事ですね。

 

「これもいづれは過ぎゆくものだ」が私たちの呪文にすることで

心が楽しくなるようになれば良いですね。

 

強力な呪文「これもいずれは過ぎゆくものだ」と。

 

よく笑うという習慣をつけよう。

 

自分を見て笑う。

 

自分が悩んでる時の自分は滑稽である。

 

笑こそ世界を開く。

 

私は世間も見て笑う。